阪急電鉄9000系・9300系特設ページ「SERIES 9000」

2010年度建造車両 宝塚線 9003F

9003F デビューまで

STEP1 正雀工場へ搬入

山口県下松市の日立製作所を出発して、2010年7月5日未明に京都側4両の車体構体が、7月7日未明に大阪側4両の車体構体が大阪港に到着。
その後トレーラーによる陸送で正雀工場に到着。
今回の9003Fは京都線9308Fと同様に、車体構体のみを下松の日立製作所で建造し、制御装置や台車といった走行機器や車内設備などの艤装を正雀のアルナ車両で行う工程となりました。

搬入から8ヵ月経った2月初旬頃には艤装工事が完了した9003Fがアルナ車両の試験線に姿を見せました。

STEP2 試運転スタート

2011年3月17日から京都線での日中試運転がスタート。

試運転終了後、2011年3月25日に平井車庫へ回送された。

STEP3 遂にデビュー!!営業運転開始

2011年3月27日に箕面駅で開催されたイベントのために運転された梅田→箕面ゆきの臨時列車より営業運転を開始した。
定期列車での営業運転はこの翌日以降からとなった。